校長挨拶

大切にしたいこと
校長 西野陽一  

  本校には,素晴らしい伝統として,これからも大切にしていきたいことがあります。
 一つは「挨拶と会釈」です。本校には元気で気持ちよい挨拶ができる子がたくさんいます。それから,「会釈」,廊下等ですれ違うとき,目と目を合わせて静かにおじぎができます。最近の学校では,子どもが会釈をする学校は少なくなってきていますが,本校では,1年生から6年生まで,上手に会釈ができる子もたくさんいます。挨拶や会釈は,相手を大切にする気持ちの表れで,人と人が繋がり,心を通わす第一歩だと思います。これからも子どもたちと一緒に「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」などの挨拶の言葉とともに,「ありがとう」「ごめんなさい」などの言葉,そして,会釈の文化を大切にしていきたいと思います。
 二つ目は,どの学級でも,どの子どもたちも「見小っ子 授業のルール~10のやくそく~」を大切にし,守っていくことです。学校生活では,授業時間だけでなく,それ以外の時間も全てが学びの場であり,大切なものです。しかし,子どもたちが学校に通う大きな目的は,授業の中での学習です。私は,これまでずっと授業と真剣に向き合う子を育てたいと考えてきました。そのために,私たち教師は,子どもたちに興味関心を持たせ,そして,意欲を高め,分かる授業に努めなければなりません。しかし,時には漢字や計算のスキルを高めるために多くの時間をかけたり,話を聞く時間が長く必要になったりして,毎回,楽しい授業とはいかないこともあります。子どもたちの中にも,好きな教科,苦手な教科もあると思います。それから,様々な特性があり,学習に集中しづらい子もいます。
それでも授業時間は大切なものです。子どもたちには,どの教科でも,どんな内容でも,どんな時でも授業も大切にし,真剣に向き合う気持ちをこれからも持ち続けてほしいと願っています。
 他にも,見小や見小っ子の素晴らしいところは,数え切れないくらいあります。これからも,すべての教育活動を学びの場として大切にし,同時に一つ一つのことに丁寧に取り組み,人として魅力ある子どもたちを育てていきたいと思います。
 最後に,私は子どもが育つのには「学校で育つ時間」「家庭で育つ時間」「地域で育つ時間」の三つの時間があり,それぞれすべてに大切な役割があると考えています。急激に変化する社会の中で,今や学校だけで子どもを育てることは難しい時代です。学校・家庭・地域が連携・協力し,ともに子どもたちを育てていくために,どうかこれからも保護者や地域の皆様には,学校に対して変わらぬご理解とご協力をお願いいたします。