自分の生活と身近な環境とのかかわりに気付き,リサイクルの仕組みを理解する出前教室を開きました。ゲストティーチャーの稲井さんは,集めた資源ごみを分解,整理し,金属ごとに分別し,取扱業者に納入し収益をあげ,学校教育に役立てています。

国際目標であるSDGs(持続可能な開発目標)の12番目「つくる責任つかう責任」には,「2030年までに,予防,削減,リサイクル,および再利用により廃棄物の排出量を大幅に削減する。」という目標が定められています。稲井さんのこれまでの実践の紹介や銅線の回収や空き缶つぶし等の体験活動を通して,SDGsについて考える機会になりました。また,廃棄される児童机の天板を使った掃除用具入れも作成していただきました。

日本では,リサイクルできる資源の多くが,ゴミとして排出されています。児童には,
環境に配慮した生活の工夫について考え,リサイクルなど3Rに取り組んでほしいと思います。