3 学校経営方針
互いの命や人権を大切にし,夢の実現に向けて安心して学べる学校
(1)学校教育目標
大志の実現に向けて歩みつづける人間の育成
合い言葉
あきらめてはいけない。いかなる時も希望は自分の心の中にある。 |
(2)めざす学校像
生徒の成長に応じ,3年間を見通した教育の実践
①学校は学ぶところ。わかりやすい授業の展開とつまずきが許され
る学校
②生徒や教職員が安全で安心して,学び,働くことができる学校
③生徒同士,教職員同士,または生徒と教職員同士の共感的な人間
関係や自己存在感が大切にされる学校
④保護者や地域に信頼され,地域の誇りとして愛される学校
(3)めざす生徒像
変化の激しい時代にしなやかに対応し,たくましく生きる生徒
①夢に向けて仲間とともに,しなやかに歩みつづける生徒
(レジリエンス教育)
②確かな人権感覚と豊かな心を持ち,自他の命や人権を大切にする生徒
③互いの「ちがい」が認め合え,互いに協力し支え合あえる生徒
④基本的生活習慣が身につき,心身ともに健やかな生徒
⑤学習規律や学習習慣が身につき,主体的に学ぶ生徒
(4)めざす教職員像
生徒を愛し,生徒とともに成長しつづける教職員
①わかる授業の実践に向け,学びつづける教職員
②生徒の無限の可能性を信じ,よさや個性を引き出す教職員
③保護者や地域から信頼され,保護者や地域と連携する教職員
④他の教職員と連携し,教職員チームの一員としての自覚と責務を
もった教職員
(5)本年度の具体的努力目標
(1)豊かな心の育成
①人権教育の徹底
・自分も他者も大切にできる生徒の育成
・自分を成長させる生き方を追求できる生徒の育成
・他者とのかかわりの中で自分の生き方を考え,判断できる生徒
の育成
・様々な人権課題から学んだことを自分の生活や生き方に反映さ
せられる生徒の育成
②道徳教育の推進
☆自己を見つめ,共によりよい生き方を求める生徒の育成
・道徳の時間の確保と着実な実施
・教師の授業力の向上
③生徒指導の充実(積極的な生徒指導)
・夢に向けて仲間とともに,ねばり強く歩み「自己決断」する生
徒の力の育成
・豊かな感性と人権感覚を持ち,自他の命や人権を大切にできる
生徒の育成
・互いの「ちがい」を認め合い,支えながら活動できる心豊かな
生徒の育成
・基本的生活習慣を確立し,社会の一員としての自覚を持った心
身ともに健やかな生徒の育成
(2)確かな学力の育成
①主体的・対話的で深い学びの実現
・基礎・基本を徹底し,「わかる」楽しさを味わえる授業の工夫
・テストの結果を有効活用し,自らの目標と課題を考えさせる指
導
・家庭学習の充実を促す継続的な指導
・「書く活動」「話し合う活動」等の言語活動の積極的な導入
②キャリア教育の推進
・あたりまえのことがあたりまえにできる態度の育成
・将来を肯定的に考え,学習に対して主体的に取り組もうとする
態度の育成
・自らがどのように生きていくことが望ましいかを主体的に考え
ようとする態度の育成
③総合的な学習の時間の充実
・体験活動を中心にした豊かな学びの充実
・ふるさとを再発見する地域学習や職場体験の充実
・学習成果をまとめ表現する力やプレゼンテーション能力の育成
(3)健やかな体の育成
①健康でたくましい体力の育成
☆基本的な生活習慣の育成
・積極的に運動に参加し,親しむ態度の育成
・自分の体に興味を持ち,健康作りのための知識を向上させる
・心身の健康に関心をもたせ,自らの健康生活の実践力を養う
・命の大切さと自他を大切にする生き方を考えさせる
②安全教育の充実
・交通ルールやマナーを守る生徒の育成
・災害時において,自分の命を守る行動ができる生徒の育成
・日常生活において,危険を予測し,判断して行動できる生徒の
育成
・日常生活や定期点検を通して,学校施設,設備の危険箇所や破
損の早期発見と早期対応
③食育の充実
・食に対する感謝の心の育成
・健康の保持増進や給食時の衛生管理に必要な知識の習得
・食育の重要性と食事の喜びや楽しさの理解
・食生活のマナーや食事を通した人間関係形成能力の習得
(4)特別活動の推進
①生徒会活動・学級会活動の充実
・学校行事を通して,仲間とともにねばり強く歩み続ける生徒の
育成
・学級生徒会の活動を通して,「ちがい」を認め合い,自他の命
や人権を大切にできる生徒の育成
・専門委員会活動を通して,学校の一員としての自覚を持ち,支
え合いながら活動できる生徒の育成
②環境・福祉ボランティア教育の推進
・ペットボトルのキャップやプルトップ集めを通しての環境教育
の推進
・委員会活動を通して,校内の緑化推進
・清掃活動を充実させて学校環境の改善,学ぶ環境作りの推進
(5)特別支援教育の推進
・基礎学力の定着を目指して,学習に取り組む生徒の育成
・登校しやすい環境を整えるための,保護者,関係諸機関との連
携
・特別支援教育を推進し,実態把握に努める支援体制の構築
(6)研修の充実
・しなければいけない研修内容だけでなく,自主的に課題を見つ
け,その課題の解決に向け,お互いの知恵と経験を生かしなが
ら,日常の実践につながるような研修内容にする。
・研修の優先順位を考えて,必要とされる研修内容を取り上げる
ようにする
・定期的に研修を行うことで,取組へのマンネリ化を防ぐととも
に,共通理解のもと教育が行われるようにする
(7)開かれた学校教育の推進
①家庭・地域社会,関係諸機関との連携
・学年通信や学級新聞,ホームページ等,学校からの積極的な情
報発信と学校公開の推進
・地域貢献活動,ボランティア活動の推進
・地域住民の学習活動等への支援
・各種関係機関やこども園・小学校・高校等との連携
②学校評価の効果的な活用
・学校評価の実施と分析を通して,学校改善への積極的な活用
・学校行事等の後に,行事の改善等に繋げるための教職員による
評価の実施