通知表の見方・生かし方


            通知表の見方・生かし方

                                         
          ~子どものよさや可能性を伸ばしていくために~

 通知表を見ることは,子どもにとっても保護者にとっても,楽しみであり不安でもあることと思います。通知表は,子どもの学習や学校生活の様子を保護者にお知らせすることによって,子どもにやる気や意欲を持たせ,その子のよさをどのように伸ばしていけばよいかをともに考えるものです。学級担任は,子ども一人ひとりの学習や行動の様子をしっかりと見つめ,その子のよさや可能性をよりよく伸ばしたいと願いつつ作成しています。通知表にこめた学級担任の願いをしっかりと受けとめていただき,子どものよりよい成長をうながすための,学習や学校生活への意欲づけのための素材として活用してください。よろしくお願いいたします。

    通知表の見方について

    1 各教科の学習の様子
     B「できた」は,その教科の欄に書かれている目標が,おおむね達成できたことを示しています。A「よくできた」は,目標に対して十分満足できることを示しています。ABCの記号は,その子の学習の状況を示しているものであり,学級での成績の順番を示しているものではありません。
     
    2 「特別の教科 道徳」「総合的な学習の時間」「外国語活動」の様子
     今年度から全学年に「特別の教科 道徳」の様子をお知らせする欄がつくられました。また,3年生以上の学年には,「総合的な学習の時間」「外国語活動」の様子をお知らせする欄がつくられています。「総合的な学習の時間」の活動の状況は二学期にお知らせすることになっています。また,「特別の教科 道徳」「外国語活動」の状況は,三学期にお知らせすることになっていますので,一学期は空欄になっています。ご理解ください。
   
    3 特別活動の様子
     学級での係や当番,委員会活動,クラブ活動の所属や活動の様子について記入しています。
   
    4 学校生活の様子
      学校での生活の様子について,その子のよさが認められる項目を○で表しています。
   
    5 連絡事項
     学校生活の中で発揮された,子どものよさやがんばりを文章でお知らせしています。また,次学期に向けての目標などをお伝えしています。

  通知表の生かし方について

┌──────────────────────────────────────┐
│その1 通知表は,子どもがよくなっていくスタートとなるものです。           │
└──────────────────────────────────────┘
 通知表は,学校での生活や学習の成長過程の一つの記録です。ご家庭での気になるところについてや,学級担任が「努力してほしい」と願っているところについては,個人懇談の機会などを通じて学級担任と連携をとりながら,子どもに努力する具体的な内容を示すなどして励ましてください。

┌──────────────────────────────────────┐
│その2 子どもといっしょに,話し合いながら見てください。                   │
└──────────────────────────────────────┘
 「よくできた」Aの数をかぞえるのではなく,「家で本読みの練習をよくしたからAがついたのよ。」とか「字を書くのが苦手なんだね。私もそうだったよ。いっしょにがんばってみようか。」というように話をしながら見てください。

┌──────────────────────────────────────┐
│その3 特別活動の様子や学校生活,連絡事項のそれぞれの欄もしっかりと       │
│   受けとめてください。                                                 │
└──────────────────────────────────────┘
 よりよい人格形成をうながしていく上で参考となる,その子の個性の記録です。学級担任から示された点については,しっかりとほめ,よりよい方向に進めるように励ましてください。また,これからの家庭での子育ての手がかりのひとつにしてほしいと思います。

┌──────────────────────────────────────┐
│その4 兄弟姉妹との比較は,子どもの自信を無くすことにつながります。       │
└──────────────────────────────────────┘
 子ども一人ひとりは,様々なよさや可能性をうちに秘め,よりよく生きたいという願いを持っています。そのため,学級担任は一人ひとりのよさや可能性を積極的に見い出し,それを伸ばすように努めています。子どもは,自分のよくないところを他と比較されることを好みません。その子のよさやがんばったところをしっかりとほめ,次のステップへの励みにしていきたいものです。ほめられるのは気持ちのいいことです。ほめられることで自信がつき,次の挑戦へのファイトもわいてきます。特に,心身ともに伸びようとしている今の時期に,どんどんほめてやるべきです。子どもたちをとりまく数字に踊らされることなく,広い視野と長い目でわが子を見てやってください。きっとほめるべきことが驚くほどたくさん見つかるはずです。
   
☆通知表は,A3サイズ(裏表2つ折り)に印刷しお渡しします。ご家庭でご覧いただきましたら,確認印を押して担任までお返しください。
通知表の見方生かし方H30.pdf