勝浦川の上流に位置し、県の中央やや南東部にある上勝町全域が校区である。東西19㎞、南北12㎞と広域であるとともに、標高は100mから1400mまであり、高度差が大きい。その中で、本校は町の中央部に位置し、標高は277mである。
以前は林業やみかん栽培で栄えていたが、近年は椎茸やゆこうの栽培、あめごやますの養殖、彩りの栽培加工などに取り組んでいる。また近隣市町へ職場を求めている人も多い。
住民は勤労を愛し、人情豊かであるとともに、学校教育にも協力的である。
町当局は、「世界に誇れるまちづくり・わが町は子どもや孫への贈り物」をキャッチフレーズにし、豊かなふるさとづくりと後継者の育成に努めている。また、ゴミの34分別や上勝町ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言など、環境問題に熱心に取り組んでいる。