1.研修主題
人権尊重社会の実現を図るため,差別の現実から深く学び,
すべての子どもの自立と自己実現をめざす教育を創造しよう ~人権意識を高め
,同和問題をはじめさまざまな人権問題を解決する意欲と実践力をもった子どもの育成~
2.今年度の重点目標 ① 基本的人権の尊重という普遍的な視点と,個別の人権問題の解決に向けての視点の双方から取り組みを進める。
② 人権問題についての知識理解にとどまらず,人権問題を解決するための実践力を養う。
③ 家庭・地域への連携を密にするとともに,地域の実情をふまえながら地域に根ざした人権教育を推進する。
3.学年別目標 <1年>友だちのよさを認め,だれとでもなかよくできるようにする。
<2年>相手の立場に立って考え,みんなで助け合うことができるようにする。
<3年>仲間の大切さに気づき,互いに認め合い,協力して生活ができるようにする。
<4年>偏見や差別は誤りであることに気づき,互いの個性を認め合うことができるようにする。
<5年>人権の尊さを理解し,身の回りの差別を見抜ける鋭い人権感覚を育てる。
<6年>部落差別をはじめとするさまざまな差別の不合理や矛盾に気づき,仲間とともにその解決のために取り組むことができるようにする。
4.北灘東小学校人権パネル 鳴門市では,毎年,各校の人権教育の取り組みをパネルにして紹介しています。
北灘東小校区では,漁業が主な産業の一つになっており,北灘の海や漁業をテーマにした創作ダンス「北灘ソーラン」を,運動会,北灘祭り,敬老のつどい(校内学習発表会)などで踊っています。今年度は,本校の特色の一つでもある北灘ソーランと北灘の海をデザインし,地域と共に進める人権教育を表現しました。本校では,人権教育の3つの柱(1差別に立ち向かう子どもを育てるために,2ふるさとに誇りをもつ子どもを育てるために,3ともに生きる子どもを育てるために)にもとづいて,学級・学校・PTA・地域における人権教育を展開しています。踊りの顔は,全校児童が一人ずつ自分の顔をかいて,仲間と共に手を取り合っていくこともイメージしています。