住吉1丁目6番に蓮花寺と並んで住吉神社がある。600年余り前に創建され,住吉三神を祀っている。住吉三神(すみよしさんじん)とは、神道で信仰される神で、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、 表筒男命(うわつつのおのみこと)の総称である。 住吉大神ともいうが、この場合は住吉大社にともに祀られている息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと神功皇后) を含めることがある。海の神,航海の神とされる。 上の写真にあるように、住吉神社の石碑にも,「底筒男命」「中筒男命」「表筒男命」「息長帯比売命」の名が書かれている。
渭東地域がややはっきりしてきたのは鎌倉時代に入ってからであって ある程度の部分の地名が記録に出てくるのも,この時代以後でる。 このころ、吉野川下流両岸南北、およそ四里・東西一里にわたる広い私有地があって国司の支配を受けていた。この私有領は平安時代の以後に開拓したものらしい。